父のこと
父が倒れてから1ヵ月が過ぎました。
今日は転院するので隣の県の病院まで父を迎えに行き、
地元の病院へ連れて行きました。
車で往復3時間、疲れたし車酔いで大変でした。今もちょっと気持ち悪いです。
やっぱり父の脳はあまり回復しないみたいです。
倒れて心臓が止まってから蘇生するまでの間、脳に酸素が送られず、
障害が残ってしまったんですね。
今の状態は認知症の祖母と似たような感じです。
ちなみに祖母はグループホームに入所していて家にはいません。
倒れるまでは年齢よりも若々しかった父は、一気に老人になってしまいました。
人間って、けっこう簡単に壊れてしまうんだな、と思います。
まぁ、父も70代なので年齢相応なのかもしれません。
父とは元々距離があり会話も少なかったので、あまり悲しくはないです。
父はちょっと複雑な環境に育った人なので、
家庭というものに自分の居場所を見つけることができなかったようです。
でも、何かあったとき、世話をするのは家族です。
家族を大切にしてこなかった父ですから、私も兄も複雑な思いがあります。
私にとっては優しい父ではありませんでしたが、
ミーのことは可愛がってくれましたし、ミーも父に懐いていました。
でも今の父はミーのことを覚えていないかもしれません。
そのことが少し悲しいです。